列王記下5章1~19節

そこで、ナアマンは下って行き、神の人の言葉どおり、ヨルダン川に七度身を浸した。すると、その体は、少年の体のように清くなった。(14)

 アラムの国にナアマンという将軍がいました。アラムはイスラエルの北、今で言うシリアです。そしてアラムとイスラエルの間にはしばしば戦いがありました。実際、ナアマンの家にも、イスラエルの地から連れて帰った捕虜の少女がいました。しかし、このナアマンが規定の病を負ってしまったのです。この「規定の病」は、一種の皮膚病ともされていますが、イスラエルではこの病は隔離を必要とする特別な病とされていましたし、おそらくアラム人のナアマンにとっても、それはとても恐ろしいものだったのでしょう。
 このナアマンがエリシャのことを聞いて、エリシャのところにやって来ます。エリシャはヨルダン川で七度身を洗うようにと言います。それはナアマンが期待していたことではありませんでした。しかし、部下に言われて、ナアマンはその通りにし、その病を癒していただいたのでした。ナアマンは、イスラエルの神だけが神、と告白して自分の国に帰っていきました。