エリヤが地上の生涯を終え、天に帰る日が近づいていました。エリヤの弟子となっていたエリシャもそのことに気づいていました。エリシャはエリヤを離れずについて行きます。ギルガルからベテル、ベテルからエリコ、エリコからヨルダン川・・・ある意味、主の御言葉に従って歩むエリヤの生き方をあらわすかのような旅でした。そして、「主は生きておられ、あなたご自身も生きておられます。私はあなたを離れません」とエリシャはどこまでもエリヤについていきました。
エリヤはエリシャと二人、ヨルダン川を渡って、エリシャに問います。「あなたのために何ができるだろうか、何なりと願いなさい」。エリシャは「あなたの霊の二倍の分け前を」と求めます。これはエリヤの霊の二倍の霊の力をというよりも、相続において長男が他の息子たちの二倍の分を受けたことから、エリヤの正式な後継者として立たせていただきたいという求めだったともされます。そしてエリシャは求めたものを得ることを許されたのでした。