「イスラエルの王」と言われているのはアハブ王のことです。アハブ王は南ユダ王国の王であったヨシャファト王に自分と一緒にアラム王との戦いに出てほしいと要請します。そしてヨシャファト王はそれを快諾したのでした。アハブ王は主に背いた王として有名ですので、南ユダ王国のヨシャファト王がアハブの誘いに乗ってしまったことはとても意外に映ります。しかし、ヨシャファト王とアハブ王の間にはいわゆる平和条約のようなものが結ばれていたのでしょう。そしてヨシャファトの息子はアハブの娘と結婚しています。
ただ、主の御前に正しい歩みをしていたヨシャファトは、自分たちがラモト・ギルアドに攻め上るのは成功するかを預言者に問わせようとします。しかし、アハブが問うた預言者は、アハブの喜ぶようなことを言うお抱え預言者ばかりでした。そして正直に主の言葉を語る預言者をアハブは嫌っていたのです。謙虚に主の言葉を聞く者でありたいと思います。