列王記上21章1~29節

「アハブが私の前にへりくだったのを見たか。彼が私の前にへりくだったので、その生きている間は災いを下さない。その家に災いを下すのは、その子の時代においてである。」(29)

 イスラエルの王アハブの王宮のそばにナボテという人がぶどう畑を持っていました。アハブはそのぶどう畑を自分のものにしたいと思いますが、その話をナボテにすると、ナボテは「この畑は先祖から譲り受けたものだから、その地を売ることはできない」と申し出を断ります。ナボテは主を恐れる人だったのです。
 しかしその話を聞いたアハブの妻イゼベルは、策略を巡らして、ナボテを陥れ、偽証者を立てて、ナボテを殺し、そして、その畑を王の所有にしてしまったのでした。
 そのようなことは他の国であれば、いくらでも起こっていたことだっただろうと思います。しかし、イスラエルの王はそうであってはなりませんでした。預言者エリヤはアハブに裁きを告げます。
 しかし、この時、アハブは悔い改めて身を低くしました。そして、主はアハブに下そうとしておられた災いを思い直されました。主はどんな人でも悔い改めて生きることを願っておられるからです。