列王記上15章25節~16章14節

これは、バシャのすべての罪と、その子エラの罪のためである。二人は罪を犯し、またイスラエルに罪を犯させ、空しい偶像によって、イスラエルの神、主を怒らせたためである。(十六13)

 ユダ王国でアサが王となって二年目、北イスラエル王国ではヤロブアムの子ナダブが王となって治めるようになりました。しかし、ナダブの治世は二年しか続きませんでした。ヤロブアム王朝はヤロブアム、ナダブと二代で滅び、ヤロブアムに属する者は皆殺されてしまいます。
 ナダブの後、北イスラエル王国を治めたのはイッサカル族のバシャでした。バシャは確かにヤロブアム家を一掃しますが、ヤロブアムの生き方を一掃することはなく、その道を継承していきます。バシャも、自分が主に立てられ、使命を与えられていることを自覚すべきでした。その結果、バシャ王朝は二代で終わってしまうことになるのです。
 バシャは預言者イエフを通して神の裁きの言葉を聞きました。本来なら、バシャとその子は、主の御前に悔い改めるべきでした。しかし、彼らは悔い改めることを拒み、滅んでしまうのです。