列王記上11章1~26節

ソロモンが年老いたとき、女たちは彼の心を、他の神々へと向けさせた。彼の心は、父ダビデの心とは異なり、自分の神、主に対して誠実ではなかった。(4)

ソロモンには七百人の王妃と三百人の側室がいました。その中には多くの異国の女性たちが含まれていました。おそらく、イスラエルと同盟を結びたい諸外国の王たちが自分の娘をソロモンに嫁がせるということがあったと思います。ある意味、政略結婚と言える多くの妃の存在という側面と共に、ソロモンは多くの異国の女性たちを愛したと聖書は語ります。
 主は、モーセの時代から、イスラエルの民に対して、外国人との結婚を禁じておられました。それは外国の神々がイスラエルに持ち込まれることになるからでした。そしてソロモンが歳をとった時、この異国の女性たちはソロモンの心を誤らせ、異国の偶像をイスラエルに持ち込むことになっていきます。
 私たちはこれほど知恵のあったソロモンがなぜこのようになってしまったのかと不思議に思います。神を恐れるという知恵の第一歩、その土台が崩れてしまうときに、人間の知恵は本当に空しいのです。