ソロモンの治世の第四年、ダビデもずっと望んでいた神殿の建築が始まります。イスラエルがエジプトを出てからずっとモーセの時代に主が命じられた幕屋において、礼拝がなされていました。しかし、ダビデが主の箱をエルサレムに移し、王の都でもあったエルサレムに神殿が建てられることは、まさにダビデ、ソロモンと続く王国において、主がまことの主権者であることを指し示す意味があったことでしょう。
ただそこには危険性もありました。それは王が主を自分の権威を支えるために利用するという危険性です。主は神殿の建築を進める中でソロモンに警告を与えられます。主の掟、法、戒めに従うべきことです。そして主はソロモンに、ソロモンが主に従う時に、主がダビデに与えられた約束を果たされることを語り、イスラエルの人々のうちに住まい、見捨てることはしないと誓われたのでした。