列王記上2章1~12節

あなたは強く、雄々しくありなさい。あなたの神、主への務めを守ってその道を歩み、モーセの律法に記されているとおりに、主の掟と戒め、法と定めを守りなさい。そうすれば、何をしても、どこに行っても成功するだろう。(2~3)

 ダビデは死期が近づいた時、後継者ソロモンを呼んで、彼に遺言を遺します。ダビデが何よりも最初にソロモンに手渡したメッセージは、主の戒めを守り、その道を歩むようにということでした。確かにダビデは多くの戦いを勝ち抜いてきた百戦錬磨の勇士でした。しかし、ダビデが王となって、イスラエルを治め、周辺諸国との戦いに勝利してきたのも、ダビデの戦士としての有能さによったのではなく、主が告げられ、主がその言葉を実現してくださったからだったのです。
 ですからダビデが息子ソロモンに期待していたのも、雄々しく主の道を歩むということでした。そうすれば、ソロモンの治世だけでなく、その後もずっとダビデの子孫、ソロモンの子孫が王として治めることになるでしょう。
 ダビデは息を引き取ります。そして主はソロモンの王権を確かなものとしてくださったのです。