ダビデはイスラエルとユダの人口を調べるようにと命じます。これは税金を集める基礎資料としての人口調査ということではなく、自分のもとにどれほどの兵力があるかを調べるものでした。イスラエルにおいては数を数えることは慎重になされました。数えられた人のために贖い金を支払ったほどです。ダビデの家来たちも、ダビデに苦言を申し出ましたし、実際、家臣たちもそのことに後ろめたさを感じたため、集計に入れない人々がいたほどです。それは数に頼り、数を誇るということでもありました。
ダビデは報告を受けたとき、自分が主に背いてそのことをしてしまったことに気がつきました。そしてダビデの罪のゆえに、イスラエルに災いが臨みました。
ダビデは悔い改めて、アラウナの麦打ち場を買い取り、そこに主への祭壇を築きます。そして主もイスラエルへの裁きを止められたのでした。このアラウナの麦打ち場は、ソロモンの時代に神殿が建てられる場所になったとされています。