サムエル記下12章1~31節

ダビデはナタンに言った。「私は主に罪を犯しました。」ナタンはダビデに言った。「主もまたあなたの罪を取り除かれる。あなたは死なない。(13)

 主はナタンをダビデのもとに遣わされます。ナタンは一つの話をします。ある金持ちと、その隣りに住む貧しい男の話です。ダビデは身勝手な金持ちのしたことに激怒し、「そのようなことをした男は死ななければならない」と宣言します。しかし、その金持ちはダビデを指し示していました。私たちは人のことでしたら、案外大声で非難することができます。けれども自分の罪に関してはなかなか気づかないものです。
 ダビデは「私は主に罪を犯しました」と自分の罪を認めます。そして主はダビデの罪を取り除いてくださったのでした。ただダビデの姦淫の罪によって生まれた子は死ななければなりませんでした。これから後、ダビデの家庭が抱えていく諸問題も、もとはと言えば、ダビデの罪が発端にあったと言えるでしょう。しかし、バト・シュアとの間に次に生まれたソロモンが主に愛されたことの中に主の憐れみとその赦しの大きさを思います。