ダビデはアンモン人との戦いに勝利し、ラバを攻めていました。ただ、十一章においてはダビデがエルサレムにとどまっていたことが書かれています。その戦いには王が出ていくまでもないということもあったかもしれませんし、王の留守が長いと、その間にエルサレムが攻められてしまう危険もあったでしょう。しかし、その間にダビデは美しい女性を見て、彼女が自分の有能な家臣ウリヤの妻であることを確認した上で、彼女を王宮に召し入れ、彼女と関係を持ったのでした。
ダビデはそのことを秘密にできると思っていたかもしれません。けれどもバト・シェバは妊娠します。慌てたダビデはそのことをもみ消そうとし、それがうまくいかなかった時に、彼女の夫のウリヤを死に追いやり、彼女を自分の妻としたのでした。ダビデはこれでつじつま合わせができたと考えたかもしれません。しかし、主はそのことを知っておられましたし、明らかにこのことは主が悪とされることでした。