サムエル記下8章1~18節

主はダビデに、行く先々で勝利を与えられた。ダビデは全イスラエルを統治した。ダビデはすべての民のために公正と正義を行った。(14~15)

 イスラエルは決して大きな国ではありませんでした。そしてしばしば周辺諸国によって悩まされてきました。イスラエルが力が弱いときには、収穫の時期になると周辺の国々が攻めてきて収穫物を全部持ち去ってしまうということがしばしば起こりました。
 ダビデが王になって最初にしなければならなかったことは、まさにそのような周辺諸国との戦いでした。ペリシテ、モアブ、アンモン、アラム(シリア)といった国々です。ダビデはそれらの戦いにおいて次々に勝利を重ねていきました。それはダビデが勝ち取ったということと以上に主がダビデに与えられた勝利でした。
 ダビデは公正と正義をもって国を治めます。イスラエルでも他の国々でも、しばしば王は自分の財産を増やすことばかり考え、賄賂をとって裁きを曲げたりしました。イスラエルの歴史の中でも預言者たちはしばしば王のそのそのような姿を批判しています。しかし、ダビデは主から託された使命を誠実に果たしていったのです。