サムエル記下1章1~27節

あなたを思って私は悲しむ。兄弟ヨナタンよ、あなたはまことに私の喜び。 あなたの愛は女の愛にもまさってすばらしかった。(26)

ダビデがアマレク人たちから奪われていたものを取り戻してツィクラグに戻って三日目、一人の男がサウル王とヨナタンの死を告げにダビデのもとに来ました。サウルが深手を負い、もう自分に命がないことを悟った時に、サウルから頼まれてサウルにとどめを刺したと言うのです。そして彼は、サウルの王冠や腕輪をダビデに証拠として差し出したのでした。ダビデはサウルやその子たちの死を深く悼みます。そして主に油を注がれた王に手を下したと語るアマレク人を処罰したのでした。
 ダビデはサウル王とその子ヨナタンのために悲しみの歌を歌います。ダビデのこのような姿は、サウル王に仕えてきた人々にも大きな慰めとなったことだろうと思います。サウル王は、ダビデ自身も仕えた王でしたし、また特にその子ヨナタンとの友情は、様々な危機の中にあってもダビデを支えたことでしょう。ダビデはヨナタンが注いでくれた真実な愛を思い起こし、ヨナタンと神に感謝するのです。