サムエル記上28章1~25節

ところがサウルはペリシテ人の軍勢を見て、恐れをなし、ひどくおびえた。サウルは主に伺いを立てることを求めたが、主は夢によっても、ウリムによっても、また預言者によってもお答えにならなかった。(5~6)

 イスラエルとペリシテの間に戦いが起ころうとしていました。イスラエルの全軍とペリシテの全軍が向き合って対峙します。大きな戦いになることでしょう。ペリシテの軍勢を見たサウルは恐れ、ひどくおびえます。サウルは、そのような危機的な状況の中で主の導きを求めます。しかし、主はどのような方法によってもサウルに答えられませんでした。日々主の導きに従って歩み続けることを習慣にしていないと、いざという時に主の語りかけを見分けることは難しいでしょう。
 サウルは霊媒を用いて、サムエルを呼び出します。霊媒は主が嫌われる異教の習慣で、サウル自身もそのことを知っていたので、霊媒師たちを国から追放していました。しかし、どうにもならなくなったサウルは霊媒師に頼ります。そこで告げられたのはイスラエルの敗北であり、自分たちの死でした。神に背いたサウルが死んで、ダビデが王となる時が近づいていたのです。