サムエル記上26章1~25節

「・・・主が油を注がれた者に手を下すようなことを、主はお許しにならない。今は枕元の槍と水差しを取って立ち去ろう。」(11)

 ダビデがジフの荒れ野に逃れていた時、サウルはそれと知って、精鋭三千人を率いてダビデを追ってきました。サウルはダビデの目の前まで迫ってきました。ダビデはサウルの軍勢を確認し、彼らが寝ているところも把握しました。
 ダビデは部下のアビシャイと共にサウルの陣営に下って行きます。サウルも家臣たちも熟睡していて、ダビデに気がつきません。アビシャイは、ダビデに今こそサウルを殺させてほしいと許可を求めます。しかし、ダビデは、主はそのことをお許しにならない、とアビシャイを止めます。ダビデは自分がやがて王になることを知っています。しかし、自らの手を下してサウルを殺すのではなく、神の時を待つのです。ダビデはサウルの枕元から槍と水差しをとって、サウルの陣営を離れます。そして、決して自分にはサウルに危害を加える意図がないことを証しするのでした。