エリメレクの家には、ボアズ以上に近い親戚がありました。ボアズはその人に声をかけ、町の長老たちにも来てもらって、門のところでエリメレクの財産のことについて話を持ちかけます。イスラエルでは町の門のところはそのような様々な法律的なことが話し合われる場でもあったようです。
エリメレクの近親者は、畑や家のためにお金を出すことに同意します。しかし、ボアズが不動産だけでなく、エリメレクの死んだ息子の妻であったルツをも贖って、故人の名を残す責任をも負わなければならない、という話をすると、それはできない、あなたが買い取ってください、とボアズに言いました。ボアズは言われたようにしたのでした。
主は、罪を犯して破れてしまった私たちの近親者として立ち上がり、私たちを代価を払って買い戻してくださいました。私たちの親戚のようにして、ボアズ以上のことを私たちのためにしてくださっったのです。