主の霊に満たされて、ペリシテ人に対して大勝利をおさめたサムソンでしたが、ペリシテ人の町ガザに住む一人の遊女が好きになります。ペリシテ人たちはガザを囲んで、サムソンを捕らえようとしますが、主はサムソンを救い出されます。
しかし、サムソンは懲りません。サムソンが次に愛したのもペリシテ人のデリラという女性でした。ペリシテ人たちはデリラに言い寄り、彼女に大金を渡して、サムソンの力の秘密を探らせます。サムソンは乾いていない新しい弓弦7本で縛ったら、まだ使っていない新しい綱で縛ったら、自分の髪の毛の7房を機の縦糸と共に織り込んだら・・・などと、のらりくらりとかわしていたのですが、デリラの泣き落としにかかって、ついに本当のことを話してしまいます。
ペリシテ人が攻めて来たとき、サムソンは「いつものように」と思いました。しかし、すでに主は彼から離れ去っておられました。サムソンの力の出所は主ご自身だったからです。