ヨシュア記24章1~15節

今こそ、あなたがたは主を畏れ、真心と真実をもって主に仕えなさい。・・・私と私の家は主に仕える。」(14~15)

 ヨシュアはシェケムにすべての民、また指導者たちを集めてとても大切なメッセージを伝えようとしていました。ヨシュアは自分たちの先祖が昔、ユーフラテス川の向こうに住んでいて、他の神々を拝んでいたと言います。主はそこからアブラハムを召し出されました。彼らは、アブラハムの孫であるヤコブとその子たちの時代にエジプトに移住します。エジプトで奴隷となって主に叫んだイスラエルの民のために主はモーセとアロンを遣わして、その力強い御手をもって、エジプトから救い出されました。イスラエルの民は荒れ野での生活を経て、今や、約束の地に導き入れられて、新しい歩みを始めています。
 そこでヨシュアは「今こそ、あなたがたは主を畏れ、真心と真実をもって主に仕えなさい」と迫ります。そして、もし主に仕えることがいやだったら、他の神々でも、あなたがたが仕えようと思うものを今日、選びなさい、と語ります。そしてヨシュアはまず「私と私の家は主に仕える」と宣言します。それはまさに、あなたも主を選んで、主に仕えなさい、という招きでもありました。