ヨシュア記23章1~16節

ひたすら魂を尽くして、あなたがたの神、主を愛しなさい。(11)

 ヨシュアも歳をとって老人になりました。ヨシュアも自分の死期が近づいていることを感じたのでしょう。そしてもう一度イスラエルの民に自分が大切にしてきたこと、またこれから歩んでいくイスラエルの民に主が求めておられることを伝えます。
 主は多くの戦いの中にあって、イスラエルを守り、勝利を与えて、その地を得させてくださいました。そしてイスラエルの民は、自分たちの住む場所として割り当てを受けました。そしてその神がイスラエルの民に与えようとしておられた約束の地、乳と蜜の流れる地での歩みが始まったのです。ヨシュアはそこでしあわせに長く生きるために、主が与えられたモーセの律法をひたむきに守り行うようにと語ります。
 もう一つ、ヨシュアが懸念したのは、まだ追い払うことのできないでいる民がいる中で、その人々と混じり合って主以外の神を拝むようになることでした。私たちは、ひたすら魂を尽くして主を愛して生きることを求められているのです。