約束の地での戦いが終わり、それぞれの部族が自分の相続地を得た段階で、すでにヨルダン川の東側で相続地を得ていたルベン族とガド族とマナセ族の半数はヨルダン川の東側に戻ります。彼らは先に自分たちの相続地を得ていましたので、家族を残して他の諸部族が自分たちの相続地を得るまで、戦いの最前線に立って戦ってきました。その中には戦いの中で命を落とした人たちもいたことでしょう。しかし、彼らは主の言葉と、自分たちの誓いに誠実に最後まで他の諸部族と共に戦ってきたのです。
ヨシュアはヨルダン川の東側に戻っていこうとしている民に、主がモーセを通して命じられた戒めと律法をひたむきに守り、主を愛し、主に従い、主に仕えるようにと命じます。彼らの新しい歩みが始まろうとしていました。まさにそこでの祝福の鍵は主の言葉に聞き従い、主を愛して生きるということだったのです。