イスラエルの民がヨルダン川を渡り、ヨルダン川の東側のエリコやアイを制圧したこと、そしてギブオンが戦わずしてイスラエルの下に入ったことは周辺の民に大きなショックを与えました。「ギブオンは王の都のように大きな町であり・・・そこの男たちは皆勇士だったから」です。アモリ人の5人の王たちは結集してギブオンを攻めます。ギブオンをもう一度、自分たちの側に引き戻そうとしたのかもしれません。
ギブオンの人々は同盟を結んだイスラエルに助けを求めます。この同盟に関してはいろいろな不満もイスラエルの民の中にはあったでしょう。しかし、ヨシュアたちは約束を守ってギブオンを助ける決断をします。そして、主もまたヨシュアを励ましてくださいました。ヨシュアとイスラエルの民は主の約束を握って前進します。そして主も、天から雹を降らせて敵を倒されます。まさに主ご自身が戦っておられたのです。