主の軍勢の将は、ヨシュアに約束の地での最初の戦いをどのように戦ったらよいか指示を与えます。それはある意味、とても奇妙な作戦でした。契約の箱をかついだ祭司たちが進み、その前に七人の祭司たちが雄羊の角笛を吹き、兵士たちはその契約の箱の前と後ろを進む。毎日エリコの町の周囲を一周。そして七日目には七周です。そして七周終わった後に大声で叫ぶと城壁は崩れるというのです。
とても不思議な言葉であり、理屈を説明してもらいたくなります。しかし、ヨシュアとイスラエルの民は忠実に、そして文字通り黙々と主の言葉に従いました。そしてエリコの城壁は崩れて、その町を占領することができたのでした。
この戦いの中で、遊女ラハブとその親族は助け出されます。イスラエルのスパイたちをかくまったからです。後にラハブはイスラエルの男性と結婚し、救い主イエスの系図に名前を連ねることになります。