28章には、主に従う者への祝福と、主に背く者へと呪いが記されています。まず、祝福からです。「あなたがあなたの神、主の声に聞き従うとき・・・」。主は私たちに語られるお方です。それは主が人格をもった神であり、私たちに語られ、人格的な関わりを持とうと願っておられることを示しています。神が私に語られるとき、私たちは聖なる主の御声に耳を傾けて聞き、主が語られることに従わなければなりません。
そして、主に聞き従う者に対して、主は豊かな祝福を備えていてくださいます。町にいても野にいても祝福されます。主は豊かな実りを与え、家畜たちも増えていきます。入るときにも祝福され、出るときにも祝福されます。敵に対しても勝利が与えられ、主は恵みの蔵である天を開いて、季節に応じて雨を降らせてくださいます。主に選ばれた主の聖なる民として豊かな祝福の中に生きることができます。私たちも主が私たちに与えてくださっている豊かな祝福を数えたいと思います。