申命記26章1~11節

あなたの神、主があなたとその家に与えられたすべての恵みを、あなたと、レビ人と、あなたの中にいる寄留者と共に楽しみなさい。(11)

 主がイスラエルの民を約束の地に導き入れ、そこで収穫を得るようになった時、その土地で収穫した初物をすべて神の前に携えて行き、主の前に献げることになっていました。
 そして彼らは神の前に告白するのです。「自分たちの先祖はかつてはさすらいのアラム人でした。そして、少数でエジプトに寄留しました。そこで数が増えたのですが、エジプトでは奴隷として扱われるようになります。しかし、自分たちが主の御前に叫んだとき、主は聞いて、私たちの苦しみを見て、私たちを救ってくださいました。そして主は私たちをこの乳と蜜の流れる地に導き入れてくださいました。そして私たちは今、この地の初物を持ってまいりました。」
 そして主が与えてくださった恵みをレビ人たちや寄留者たちと共に楽しむのです。主へのささげものを共に楽しむ・・・そこにささげものの一つの大切な姿があります。