正しい裁きがなされなければなりません。正しいことは正しい、悪いことは悪いとしなければなりません。正しいことと悪いことが混同されたり、逆転してはなりません。
不正を行ってはなりません。神の前にも人の前にも正直に生きることです。量り石や升を売るときと買うときで使い分けてはいけません。それで儲けて豊かになってもそれは祝福にはつながりません。イスラエルの民はこれから約束の地に入っていこうとしています。マナを食べながら荒れ野を歩んでいた時代には、ある意味、平等だったでしょう。しかし、これから約束の地に入って、農耕をするようになると、そこで貧富の差が生じたでしょうし、いろいろな商売をする人も出てきたはずです。するとズルをして儲けようとする人たちも出てきたことでしょう。ただ正直に生きる人は約束の地で長く生きることができる、と主はおっしゃいます。主は不正を嫌われるのです。