申命記13章1~19節

あなたがたの神、主に従って歩み、主を畏れ、その戒めを守り、その声を聞いて、主に仕え、主に付き従わなければならない。(5)

 ここに記されているのは、約束の地に入って行くときに、他の神々を礼拝することに巻き込まれないようにという警告です。預言者や夢占いをする人が現れて不思議なことを行い、またはその預言や占いがことごとく当たるということがあったとしても、その人の言うこと、することが正しいという保証にはなりません。彼らがたといどれだけ不思議なことを行って、みんなをびっくりさせたとしても、彼らが民を主に背かせようと誘うなら決してついていってはなりません。
 自分のとても親しく、仲の良い家族や友だちが、偶像礼拝へと私たちを誘ったとしても、他の神々を拝んではなりません。また、誰かが上手に人々を先導し、偶像礼拝へと誘導してもだまされてはいけません。
 このような誘惑は昔も今も、何も変わりません。私たちはとてもだまされやすく、また間違ったことにひかれやすいのです。だまされることなく、主に仕える者でありたいと思います。