申命記10章1~22節

主こそあなたの誉れ、あなたの神、あなたが目にしたこれらの大いなる恐るべきことを行われた方である。(21)

 神はモーセの祈りを聞き、イスラエルを憐れんでくださいました。神はもう一度、石の板に戒めを刻み、それは神の指示の通りに作られた契約の箱の中におさめられました。この契約の箱はイスラエルの宿営の真ん中に置かれた至聖所の中に設置されていました。それはまさに、イスラエルの民の真ん中に主が御臨在していてくださることのしるしでもありました。主はイスラエルを受け入れ、彼らの中に住んでくださったのです。
 ですからモーセは二度と心をかたくなにすることのないようにと語ります。心の包皮に割礼を施し、主に従うことによって、自分たちが神の民であることを示さなければなりません。それは神に背いて罪を犯さないようにするというだけでなく、主を畏れ、その道を歩み、主を愛して、主に仕えることです。その時に、私たちは幸せに生きることができます。そして、主は私たちがそのご自身の祝福にあずかって、幸せに生きることを心から願っておられるのです。