イスラエルの民が約束の地に入って行くにあたって、主はもう一度モーセにどのように主に近づき、主を礼拝するのか指示を与え、確認を与えられます。大切なことは何度も聞かなければなりません。イスラエルの民が幕屋を中心に、幕屋の見えるところで生活していたところから、約束の地に入って行くときには、なおさらだったと思います。
まず取り上げられるのは日ごとの焼き尽くすいけにえです。朝と夕に、毎日献げられました。
次に安息日毎に献げられる献げ物がありました。加えて毎月一日に献げられるものがありました。毎日・毎週・毎月、同じ献げ物が繰り返されたのです。
第一の月の十四日は過越祭でした。これはエジプトで奴隷であったところから救い出されたことを記念していました。十五日から一週間は種なしパンの祭です。
そして七週の祭がありました。小麦の初穂を献げました。決まったときに決まった献げ物を献げて、主をあがめたのです。