レビ記26章1~13節

私の住まいをあなたがたの中に置く。私はあなたがたを心から嫌うことはない。あなたがたの間を巡って、あなたがたの神となり、あなたがたは私の民となる。(11~12)

 二六章には主に従う者への祝福と、聞き従わない者への呪いが告げられています。まず、最初に祝福が告げられます。「私のおきてに従って歩み、戒めを守り行うなら」と主はおっしゃいます。それは決して、私たちを縛り、不自由にするようなものではありません。約束の地にあって、主の豊かな祝福の中で生きるためです。
 主に従う時に、大地は豊かな祝福をもたらし、地は平和で満たされ、悪い獣に悩まされることなく、多くの子孫が与えられます。
 しかし、どんなに豊かな祝福にまさって、主に従って生きる者に与えられる恵みは、主がその民の内に住んでくださるということです。主は私たちの間を巡り、私たちの神となり、私たちをご自身の民としてくださるのです。実にそのために、神がイスラエルを奴隷の中から救い出してくださったのです。