祭司は、毎日、至聖所と聖所を隔てる垂れ幕の手前で、夕から朝まで灯を整えました。燭台の上に置かれた灯皿に純粋なオリーブ油を注ぎ、そこに芯を浸して火をつけます。消えそうになったら油を足さなければなりませんでしたし、芯も手入れをしなければならなかったでしょう。夜の間中、灯をともしていなければならなかったのです。
また輪形のパンを十二個用意して、一列六個で二列に置きます。それは乳香と共に主にささげられました。パンは新しいものと取り替えた後は、祭司とその子らが食べることになっていました。
パンも灯も、ずっとそこに献げられ続けていなければならないものです。ただ何年もそこに置きっぱなしということではなく、毎日、また安息日毎に、新しくされるべきものでもあったのです。主の御前に日々、灯を整えていただきましょう。