レビ記23章1~14節

これは主の祭りである。この祭りには、聖なる集会を召集しなければならない。第一の月の十四日の夕暮れに主の過越祭、(4~5)

 二三章には安息日、そして民が守るべき主の祭りについて記されています。これはまさに日の聖別ということでもあります。私たちは、聖なる主に近づくためにいけにえをささげます。また主を礼拝するために、いろいろな奉仕をささげます。しかし、同時に、私たちは主を礼拝するために時間をささげ、時間を聖別するようにと求められています。もちろん、私たちの人生のすべての時間は主のものです。ですが、同時に、主のために特別に取り分け聖別すべき時間があります。
 ここで、まず取り上げられるのは、七日目の安息です。私たちは週に一日を主にささげて礼拝します。
 そして続いて、三つの祭りが定められました。最初は過越祭です。これは主がエジプトで奴隷だったイスラエルの民を救い出されたことを記念する祭りでした。そしてそれから七日間は除酵祭と言って、パン種を入れないパンを食べました。そしてまたその時は大麦の刈り入れの始まる時期でもあり、その最初の束をささげたのです。