レビ記9章1~24節

そこで、モーセは言った。「これは、あなたがたが行うように主が命じられたことである。行えば、あなたがたに主の栄光が現れる。」(6)

 任職式は七日にわたって行われ、その間、アロンとその子たちは幕屋の中にとどまりました。そして八日目に、アロンはまず自分のための清めのいけにえをささげます。そして自らのために焼き尽くすいけにえをささげた後に、今度は民のために、清めのいけにえと焼き尽くすいけにえ、また会食のいけにえをささげたのでした。アロンとその子たちは祭司としての任職を終え、彼らに託されていた務めを始めたことになります。まさに祭司は、民のためにささげものをささげ、また神の栄光を民にあらわすために立てられているのです。
 モーセとアロンが幕屋に入って、定められたすべてのささげものを民のためにささげた時、主の栄光が民全体に現れ、また主の御前から火が出て、祭壇の上にささげられた焼き尽くすいけにえをなめつくしたのでした。主がアロンとその子たちを受け入れ、またイスラエルの民を受け入れてくださったことをあらわすしるしでした。