レビ記6章1~23節

アロンとその子らに命じよ。これは焼き尽くすいけにえについての指示である。焼き尽くすいけにえは、夜通し朝まで祭壇の炉の上に置き、祭壇の火を燃やし続ける。(2)

 六章では、「焼き尽くすいけにえ」「穀物の供え物」「祭司の任職のささげもの」「清めのいけにえ」についての詳細な指示が与えられます。
 「焼き尽くすいけにえ」は夜通し祭壇の炉の上に置き、その火を燃やし続けさせなければなりませんでした。灰は取り除いて、宿営の外に運び出し、朝ごとにたきぎを足して、会食のいけにえとしてささげられる脂肪も加えながら、火が消えないようにしなければならなかったのです。主への献身・感謝は途絶えてはなりません。
 祭司たちは、民がいけにえや供え物を携えてきて、主を礼拝しようとする時に、その礼拝を支える働きをしました。主イエスは私たちのために大祭司として、ささげものとして自らをささげてくださると共に、私たちのささげる祈り、礼拝を支えてくださいます。そして、私たち一人一人も主イエスに支えられながら、共にお互いの祈りを、礼拝を、日々の信仰生活を支えていくのです。