創世記21章1~7節

サラは言った。「神は私を笑わせてくださいました。このことを聞く人は皆、私を笑うでしょう。」(6)

 サラのところに主が来られて、「来年の今頃」サラには男の子が生まれていると言われた言葉は本当に成就しました。サラは一年前、「老いてしまっている私に喜びなどあるだろうか」と言って心の中で笑いました。いくら神さまがおっしゃったとしてもそれはあり得ない、不可能だと笑ったのです。しかし、一年後、本当にサラに男の子が生まれました。アブラハムとサラはその子を「イサク」と名付けます。「彼は笑う」という意味です。アブラハムとサラはこの一年前、不信仰で笑いました。しかし、この時、二人は心から笑ったのです。サラは「神は私を笑わせてくださった」と言います。サラのことを聞いた人たちは皆、笑ったことでしょう。それは喜びの笑いです。同時に、私たちは、神様がなさることが実にユーモアに富んでおり、時に私たちの常識や期待を超えたものであることを思います。神様を見つめ、神様に従って生きることは実に愉快なことです。笑わないではいられないことなのです。