アモス4章

私がこのことを行うゆえに
イスラエルよ
自分の神に会う備えをせよ。(12)

 豊かな人たちは、富を独占し、貧しい人たちを苦しめながらも、贅沢の限りを尽くし、酒宴を繰り返していました。神はそのようなイスラエルに裁きをもたらそうとしておられました。飢饉が起こり、雨は止められ、ばったの大軍が押し寄せ、疫病が起こりました。主は単に罰を加えておられるのではありません。主が願っておられたのは、そのような試練の中で、彼らが自らの罪に気がついて、悔い改めて、主のもとに帰るということでした。しかし、主は言われます。「それでも、あなたがたは私のもとに帰らなかった」。
 イスラエルの民は主の御前に立たなければなりませんでした。主は、天地を創造し、今も治めておられる方、慈しみと公正を重んじられる方です。それがイスラエルの神であり、私たちの神です。私たちもやがてこの神の御前に立つことになります。私たちはこの神にお会いする備えができているでしょうか。