主の使いは、幻のうちに、エゼキエルを神殿の入り口に連れ戻します。するとエゼキエルは神殿の敷居の下から湧き水が流れ出しているのを見ます。五百メートルばかり行くとくるぶしの深さ、さらに五百メートル行くと膝ほど、さらに五百メートル行くと腰の深さ、そして神殿から二キロの地点では渡ることができないほどの流れになったのでした。川岸には多くの木があり、毎月新しく実を結んでいました。そしてこの川が流れ込むところではすべてのものが生き、非常に多くの魚が住んでいました。この流れが命をもたらすのには理由がありました。この水が聖所から流れ出ていたからです。まさに神から流れ出る水が、どんどん深さを増し、そして多くのものを生かして行くのです。
後に、主イエスが来られたとき、いつまでも渇くことのない水を与える、とおっしゃいました。主イエスから流れ出る命が私たちを生かし、また多くの人に命を与えていくのです。