イザヤ24章

それゆえ、東の地で主を崇めよ。
海のかなたの島々でイスラエルの神
主の名を崇めよ。(15)

 全地に滅びが臨もうとしていました。それは神に造られた人間が神の言葉を聞くことをせず、律法に背き、神の御心から逸脱する歩みをし、永遠の契約を破ったからです。小さな国も大きな国も関係ありません。どんなに豊かで、また大きな武力を握っていたとしても、その強大な力によって世界を従わせると言うことがあったとしても、それらの国々が廃墟となっていく時がきます。
 そして遠い地の果ての国々からも主を崇める歌声が上がってきます。確かに、繁栄を極めた国々はたたえられ、その王たちはあがめられるでしょう。しかし、その繁栄は長くは続きません。そして最終的には主のみがあがめられます。主はエルサレムにおいて王となられ、その御名があがめられます。主が最終的に王となり地を裁かれます。私たちは世界中の人々と共に主をあがめ、その御名をたたえて声を上げます。そしてその賛歌は世界中に響き渡るのです。