詩編113編

日の昇る所から日の沈む所まで主の名は賛美される。(3)

 この詩編の記者は主の僕たちを賛美に招きます。主の僕はそれぞれ使命を与えられ、必要な賜物を与えられているでしょう。目立つ奉仕、目立たない奉仕、いろいろある中で、自分に与えられている働きを忠実に果たしていくのはとても大切なことです。しかし、どんな奉仕にまさって主をあがめ、主を賛美することを主は喜んでくださいます。また、一つ一つの奉仕が賛美となっていくことが大切です。私たちは、いつも、絶えることなく、とこしえに主を賛美します。
 またこの詩編の記者は「日の昇る所から日の沈む所まで」と言います。太陽は朝、東から昇り、夕方、西に沈んでいきます。ですからこれは東の果てから西の果てまでということであり、世界の隅々まで、世界中で、ということです。そして文字通り、今日、世界中で主の御名がたたえられ、礼拝が献げられています。そして主はそのようなお方でありながら、弱い人・貧しい人にも目を止めてくださいます。私たちは世界中の主の僕たちと共に心から主をたたえたいと思います。