詩編65編

あなたは恵みを年の冠とされます。
あなたの過ぎ行かれる跡には油が滴っています。(12) 

 この詩編の記者は、自分の数々の過ちを思い返しています。彼は、自分たちが主に背いて歩んだ日々のことも知っています。その罪・過ち・背きのゆえに、彼は様々な困難をも経験しました。しかし、彼はそのような罪を認め、悔い改め、主の憐れみを求めています。そして、主がゆるし、覆ってくださるというところに立つのです。
 そして、この詩編の記者は、神が単に赦してくださるだけでなく、もう一度祝福を返し、さらに豊かな恵みの中に置いてくださることを確信します。主は地を潤し、豊かな実りを与えてくださいます。イスラエルにおいては雨季に十分な雨があることがその一年の収獲を決めました。そして主は雨を与え、豊かな収獲を与えてくださいます。恵みが年の冠となり、主が通られた後には、油がしたたっています。
 主は恵みをもってこの一年を始めてくださいました。そして一年の終わりに振り返る時に、私たちは油がしたたっていることを見るのではないでしょうか。