詩編37編

人の歩みは主によって確かなものとされ
その人の道を主は喜ばれる。
彼は倒れても、打ち捨てられることはない。
主がその手を支えてくださる。(23~24) 

 私たちは自分の生涯についていろいろな願いを持ち、また計画を立てます。そしてそのような願いを実現するためのさまざまな手立てを考え、また実行します。それ自体はとても大切なことです。ただ中には、自分の夢や願いを実現するために手段を選ばず、様々な悪や不正を行う人たちもいます。そしてこの世においてはそのような人たちの方が成功しているように思える現実もあるかもしれません。
 しかし、主に信頼し、主にまかせて、善を行い、真実に生きるということが一番確かで、祝福に満ちた道です。主に喜ばれ、主に確かにされた道を歩んで行きたいと思います。様々な困難の中にあって倒されてしまうように感じることがあっても心配することはありません。主が私たちの手を支えてくださいます。ですから私たちは主に頼り、その御言葉を心にとめて日々の歩みを積み上げて行きたいと思います。