詩編24編

誰が主の山に上り、誰がその聖所に立つのか。
汚れのない手と清い心を持つ人。
魂を空しいものに向けず
偽りの誓いをしない人。(3~4)

 地にあるものも海にあるものもすべては主が造られたものであり、主のものです。目に見えるすべてのものは私たちの神である主のものなのです。多くの偉大な王たちが歴史の中に現れました。聖書の世界であるイスラエルの国は小さな国です。メソポタミアやエジプトにはとても大きな国があって、大きな権勢を誇り、まるで世界が全部自分のものであるかのように誇り高ぶっていたかもしれません。しかし、目に見えるものはすべて主のものです。
 私たちはこの主に近づくことを許されています。主に近づくためにも、私たちは自らをきよくし、主に心を向けて歩みます。主は私たちの王です。もちろん、地上の国には地上の支配者がいるでしょう。けれどもイエスラエルの民は主ご自身が自分たちの栄光の王なのだと喜びをもって宣言します。心の門を広く開いて、主をお迎えいたしましょう。