エズラ4章

「私たちの神のために神殿を建てるのは、あなたがたではなく、私たちです。ペルシアの王キュロス王が命じたように、私たちが一つとなって、イスラエルの神、主のための神殿を建てなければならないのです。」(3)

 イスラエルの民がエルサレムに帰還してきた時、その地に移住させられ、その地に住んでいた異邦の人々は大きな警戒感を抱きます。彼らはとても理解のあるような顔をしながら帰還の民に近づき、エルサレム神殿の再建に自分たちも協力したいと申し出ます。自分たちも主を礼拝していたし、これからも礼拝していきたいからというのです。ただ彼らは、自分たちの母国の神々と主に対する礼拝をごちゃまぜにしたような宗教を造り上げていました。もしここで、この他国の人々が神殿の再建に参加していたら、イスラエルの民は主に対する真実な礼拝を守ることができなくなってしまうことでしょう。帰還の民は決然と、彼らの申し出を断ります。これは自分たちがしなければならないことだったからです。
 すると他国人たちは、その本性を現し、あらゆる仕方で神殿の再建の邪魔をしていきました。そして彼らはペルシアの王に手紙を書き、帰還の民の工事を強制的に中断させたのでした。