歴代誌下35章

彼は祭司たちを任命してその任務に就かせ、彼らを力づけて主の神殿の奉仕に当たらせた。(2)

 ヨシヤ王は律法の書を読んだ後に、過越の祭を祝う決断をします。しかし、「過越の祭」と言っても、その祭はサムエルの時代以降、あまり大切にされてきませんでした。そこでヨシヤ王は民のために過越の小羊を用意し、盛大にその祭を行ったのでした。過越の祭はエジプトで奴隷であったイスラエルの民が救い出されたことを記念する祭です。
 偶像が国に満ち、主を礼拝することがすたれていた中で、長く祭司たちやレビ人たちも失業状態になっていたことでしょう。祭司たち自身も、何をしたらよいのか分からなくなっていたかもしれません。しかし、ヨシア王は祭司たちを励まし、レビ人たちを励ましてその業にあたらせます。人々を力づけ、励ます役割はとても大切です。
しかし、このヨシヤの改革は突然終わりを告げます。ヨシヤはバビロンと戦うために出て来たエジプトの王に戦いを挑んだのです。ヨシヤの改革も道半ばで終わってしまったのでした。