歴代誌下26章

神を畏れることを教えたゼカルヤの在世中は、ウジヤも神を求めた。彼が主を求めていた間、神は彼を繁栄させられた。(5)

 アマツヤが暗殺された時、その子ウジヤは十六歳でした。そして、人々はウジヤを王とします。ウジヤは五二年間エルサレムで統治します。ウジヤがそれだけ実力があったということと共に、ウジヤの時代、他の大きな国々の国力が弱っていたということもあるでしょう。ただ聖書はそれ以上に、「彼は・・・主の目に適うことを行った」と言います。そしてウジヤの背後には、ゼカルヤの存在がありました。ゼカルヤはウジヤに神を畏れるこtとを教えたのです。私たちの歩みにおいて、良い友人や親、また指導者を得ることは本当に大きな助けになります。ウジヤは「神の驚くべき助けを得て、強くなった」のでした。
 しかし、ウジヤは強くなる中で、おごり高ぶり、祭司しか許されていないことをしたいと願うようになります。彼は政治的権力と共に宗教的な権力も握りたいと思ったのでしょう。彼は主に打たれて寂しい晩年を送ることになったのでした。