歴代誌下15章

聞け、アサよ。ユダとベニヤミンのすべての人々よ。あなたがたが主と共にいるなら、主はあなたがたと共におられる。もしあなたがたが主を求めるなら、主はあなたがたに現れてくださる。(2)

 アサは周辺諸国も驚くような大勝利を得ることができました。そのような時こそ、私たちは心の帯を締め、主にすがって生きることに徹しなければなりません。神の霊の迫りを受けて王の前に立って語ったアザルヤの言葉はアサ王と南王国の人々にとって大きな励ましになりました。
 アサ王は勇気を出して偶像を取り除き、異教の祭壇を破壊して、主の宮の祭壇を新しくしたのでした。そのようなアサ王の元には北王国からも人々が集まりました。主がアサ王と共におられるのを人々は見たのです。
 アサ王は主に多くのささげものをささげ、また主を求めて生きることを南ユダ王国の人々と共に主の御前に誓いました。アサ王は自分の母親であっても、偶像礼拝をすることを許しませんでした。主と心を一つにして仕えていったのです。そして、主もアサ王を守り、彼と南王国ユダに安らぎを与えてくださったのでした。