歴代誌上23章

朝ごとに立って主に感謝し、賛美を献げ、夕べにも同様に行うこと、(30)

 ダビデは神殿建設の準備をすると共に、幕屋から神殿へと主を礼拝する場所が変わっていく中で、その働きが変わっていくレビ人たちの役割を再定義していきます。レビ人が幕屋の仕事に携わるのは三十歳から五十歳までとモーセの時代に決められていました。ダビデの時代には、その年齢にあたる男性が三万八千人でしたが、そのうち二万四千人は神殿の仕事の責任者、六千人は役人と裁判官、四千人は門衛、四千人は聖歌隊となりました。彼らはアロンの子孫であった祭司たちをサポートし、様々な神殿の務めに携わるようになっていったのです。
 主を讃える人々は、楽器を奏でたり、主を讃える歌を歌ったりしました。そのようにして彼らは朝ごとに主に感謝し、賛美をささげ、夕ごとにも同じようにしました。私たちも朝、目を覚ますごとに主に感謝し、主に賛美をささげましょう。また一日の働きを終えるときにも同じように主をたたえ、感謝をささげたいと思います。そのような日々の繰り返しが主との親しい交わりを積み上げることになります。