列王記上17章

ギルアドの住民であるティシュベ人エリヤはアハブに言った。「私が仕えているイスラエルの神、主は生きておられる。(1)

 オムリの子アハブの時代、アハブはヤロブアムの罪を小さいこととし、それまでのどの王にも増して罪を犯し、主の怒りを招きました。アハブは主の預言者を迫害し、バアルやアシェラといった偶像を国に持ち込みます。バアルは雨をもたらす神、アシェラは豊穣をもたらす女神でした。
 そんな時、主から遣わされたテシュベ人エリヤはアハブ王の前に立って言います。「私が仕えているイスラエルの神、主は生きておられる」。エリヤはイスラエルの神に仕える者であり、この神は生きておられる神であることを宣言します。「この数年の間、雨が降らない」。これはバアルやアシェラとの戦いでもありました。雨を降らせ、実りを与えるのは主だからです。
 そして主はエリヤをケリト渓谷で、またサレプタのやもめの家で養い、また隠してくださいました。まさに主はエリヤの信じた通りに彼を守ってくださったのです。