サムエル記下21章

アヤの娘リツパは粗布を取って岩の上に広げた。彼女は、収穫の初めの頃から、天から雨が死者たちに降り注ぐ季節まで、昼は空の鳥が死者の上に止まるのを阻み、夜は野の獣が近づくのを防いだ。(10)

 ダビデの時代に三年ききんが続くということがありました。ダビデが主に問うと、サウルの時代に、サウルがギブオン人を殺害したことが関係していると示されます。サウルは愛国心からそのことをしたのかもしれませんが、イスラエルの民はヨシュアの時代にギブオン人と契約を結んでいました。ですからサウルのしたことは自分たちがギブオン人と結んだ約束を破ったことになります。ギブオン人はサウルの関係者7人を処刑することを求めます。
 そこでダビデはサウルの側女リツパの息子たち二人と、サウルの娘ミカルとアドリエルの間に生まれた五人を差し出します。この七人は処刑されました。しかし、二人の息子たちを失ったリツパは息子たちの遺骸を、野の獣・空の鳥から守ったのでした。このリツパのことを聞いたダビデは自分もしなければならないこと・し残していることを思い起こして、サウル、ヨナタンの骨を丁寧に埋葬すると共に、処刑された七人をも共に葬ったのでした。