サムエル記下8章

ダビデは全イスラエルを統治した。ダビデはすべての民のために公正と正義を行った。(15)

 イスラエルの周辺には多くの敵国があり、しばしばイスラエルの国を脅かしていました。南西にはペリシテ、南にはエドム、東にはモアブ、アンモン、そして北にはアラムなどです。そして主はダビデと共にいて、その行く先々で勝利を与えられました。ダビデの王国は力をつけ、周辺諸国をも治め、また良い関係を築くようになっていきました。
 ダビデはユダ族の出身でした。しかし、ダビデはユダ族をひいきしたり、ユダ族が全イスラエルを支配するという形はとりませんでした。ダビデは神によって選ばれ、全イスラエルを治めるようにと立てられた存在だったからです。聖書は、ダビデが「すべての民のために公正と正義を行った」と言います。ダビデは主に立てられ、その働きを委ねられた者として、わいろをとったり、自分の好みに合わせて人をひいきしたりすることなく、正義をもって国を治めたのでした。主はそのようなダビデを祝し、またその国を栄えさせてくださいました。