ヨシュア6章

兵は鬨の声を上げ、祭司たちは角笛を吹き鳴らした。兵は角笛の音を聞き、鬨の声を上げた。すると城壁は崩れ落ち、兵は各自の持ち場から町に突入し、町を占領した。(20)

 主の軍勢の将は、イスラエルの味方でもなく敵でもありませんでした。かえってイスラエルの民がこの軍勢の将に従う決断をすることが求められていたのです。
 彼はヨシュアにエリコ攻略法を教えます。兵たちは、毎日1回、神の箱やラッパを吹き鳴らす祭司たちと共に、エリコの町を一周します。そして七日目には七周してときの声を上げるとエリコの城壁は崩壊し、その町を攻略することができるというのです。
 普通はそのようなことで城壁が崩れることはありません。エリコの城壁は堅固です。しかしヨシュアとイスラエルの民は主の軍勢の将に語られた通りに従います。そして主がこの軍勢の将を通して語られた通りに、七日目7回城壁を回って、民が大声で叫んだ時に、城壁は崩れ、イスラエルはエリコ攻略に成功したのでした。主がヨシュアと共にいて、イスラエルの民に勝利を与えてくださったのです。